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大喜利には、出題に対してひねった解答をする「とんち」のほかに、即興劇をする「にわか」というものがあるらしい。
というわけで、リレー小説を試してみようかと思う。
ルールは以下。
・回答の一番最初に、「>1」など「どの回答の続きか」を記すこと。
・ひとつの回答から複数の回答が生まれた場合、「一番はやい回答」あるいは「その時点でいいね数が最も多い回答」を以降の人は引き継ぐこと。
・実在する人物や団体、他ユーザーに対する誹謗中傷は厳禁。
・みんなで楽しもうぜ! というわけで、以降の人が反応に困るような(続きを書けなくなるような)回答はなるべくお控えください。
まあ、そんくらいかな。
のんべんだらりと、ひそかに、しかし楽しいリレーを続けようじゃないか。
(ここから開始)
今日は日曜日だ。
世界で多くの人が仕事から解放される聖なる日。
その朝、僕は起きると一番にPCの電源を入れた。
「DLsiteでも見るか……」
とりあえず新作でもチェックしようという腹だった。
しかし……。
>2
どうゆう事だろう・・・
さっきからどうしてもDLsiteにアクセスできない
何度も更新してみるが一向に画面は変わらない
カチ・・カチ・・カチ・・カチ・・
「どうなってんだおい・・」
『そんな事しても無っ駄だよ~☆』
!!?
声のした方を振り向いたそこには・・!!
>3
無数のにじよめちゃんがじっとこちらを見ていた
「DLsiteは、私たちにじよめちゃん軍団が支配した」
出典:www.bing.com
>4
締め切った部屋の中は異様な熱気に包まれた。
幼い見た目に不釣り合いな2mを越す長身と、常に微笑みを絶やさないその顔がこの狂気を増幅させる。
「・・・何が目的だ。」
やっとの思いで紡いだ言葉だった。
無数にいる奴らの中の一人、いや「一体」がこの問いに答えた。
>5
「せやな……」
それきりその一体は口をつぐみ無表情になった。
「誠意って知ってるか?」
後ろのにじよめちゃんが口を開く。「誠意よ」続けざまに、横から。
「最近な?」「いや思ってたんだけど」「誠意ってあるやろ」「最近誠意少ななってるから」「あれやな」「手伝ってほしいことがあってな」
バイノーラル録音のように全方位からにじよめちゃんの声が聞こえてくる。
なにをお使いさせられるのかはわからないが、おそらく真っ当なことじゃないのだろう。
「嫌やったらええけど」「断りたいんやったら」
はじめのにじよめちゃんが口を開いた。
「いくら出す?」
>>6
ここに居たくない・・・!
狂気じみたにじよめちゃんのペースで会話していては頭がおかしくなりそうだ、誠意を示したところで開放してくれるとも限らない、お願いもきっと碌なことじゃない。逃げなければ。
そのとき、PCに見慣れないウィンドウが現れる。幸運なことに、にじよめちゃんは話すことに夢中でPCには気が付いていない。
>>8
さっそく亀頭にペットボトルのボトルヘッドをあてると勃起をした股間がぐるぐると回りだす。股間は空に引かれてもの凄い速度で体が上昇をする。胃の内容物の動きに耐えて、空を上下しながらバランスを保つ。眼下を見ると……
>>9
おかしい。
体が見当識を失っている。
まるで宇宙空間に放り出されたような…
「ああ、僕の人生もここまでか…」
僕の遺産を整理する者よ、どうかDLsite購入物と書かれたフォルダは開かずに消しておくれ、そう願いながら目を開けるとそこには美しい湖が広がっていた。
湖面に映りこむ自分の姿は…
アテナちゃんになっていた…
そう、アテナちゃんは人を洗脳し
大量に増殖する、宇宙から送られた
生物兵器だったのだ…
無数のアテナちゃんがじっとこちらを見ていた
ようこそ、私たちの仲間に!さあこれから又仲間を増やさなくては。 どの様にするか考えるのは、あなたよ。
目の前の複数のアテナちゃんの
頭の中気持ちが、個ではなく
まるで液体のように脳内に注ぎ込まれるような感じがした。
その無数のアテナちゃんは
みな、壊せ。壊せ。とここの中でつぶやいていた。
私は気が狂いそうだった。
その中で違う声がいくつかあった。
自分のように。
やめろという声や、
助けてという声が聞こえた。
私は一言、たった一言さえ
何か特別な言葉があると思った。
それをいえば、この集合体でなくなると。
変わりたくない人の心のままでいたい
気持ちと、
この身のままでいたい気持ちが
その言葉を見つけた。
『………。………。変身ッ…!』
〜♪
op:DLチャンネルマンのテーマ
歌:おまえら
コーラス:青空こども合唱団
↓こっから、歌詞と話を進めてください。
『
>>15
『あってな あってな アテナちゃん!
あーてな あーてな アテナちゃん!
あてあてアテナ アテナちゃん!
(中略)
アテナちゃん!(かわいい!)
アテナちゃん!(せくしー!)
アテナちゃん!(ろまんす!)
(中略)
あってな あってな アテナちゃん!
…… …… ……』
流れた音楽はとても長かった。
変身の具合を見てみると、まだ小指一本しか変身が進んでいない。
どうやら前奏のコーラス部分さえも終わっていないようだ……変身はまだまだ続いている。
――あ、薬指きた! 薬指きた!
さ、30分‥‥、やっとの事で変身が終わった
変身した私の姿はアテナちゃんになっていた
さっきまで私の周囲を取り囲んでいたアテナちゃんは皆いなくなっている
違う、私の中に無数のアテナちゃんが取り込まれたんだ
日曜日に自室でDLsiteにアクセスしようとしていたはずが
何故かにじよめちゃんに襲われ、その瞬間、パソコンのモニターが光って
光の中に飛び込んだら湖にいて、無数のアテナちゃんに囲まれていた
そして、それらのアテナちゃんを取り込んで私がアテナちゃんになった
一つだけ解るのは、ここはパソコンの中の世界という事だけだった
「これから、どうしよう」
周囲は見渡す限り一面の湖
「もしかして、これって、ネットの海?」
海じゃなくて湖だけど、湖底の所々に小さな光の粒が落ちている
この光の粒はひょっとしたら誰かのパソコンと繋がっているのかも知れない
なら、この光の粒のどれか一つに何かをすれば元の世界に戻れるかもしれない
私はそう思った
「・・・みてるぞ。」
しまった、ウィルスだ!
パソコンの中の世界ということは、私の身体は「データ」で形成されてるということ。
当然ウィルスに感染すれば、「書き換え」られてしまう・・・!
無数のにじよめちゃん、生物兵器『アテナ』、謎のウィンドウ・・・。
「まさか、あのにじよめちゃんは・・・グァツ・・・」
アテナちゃんに変身していた私の身体は不安定で、にじよめちゃんへの変容をより容易にさせた。
「いヤだ・・・こんナとコロで・・・ニじヨメちャンには・・・。」
すべてを理解したころにはもう遅すぎた。
嫌いだった親の顔も、唯一いた親友も、そして自分の名前も、もうはっきりしない。
頭の中はすでに「誠意」でいっぱいになっていた。
「セイイ・・・セイイガタリナイナ・・・。」
ほぼにじよめちゃんとなった私――私?いや、私はにじよめちゃんだ。ほかの誰でもない、そうだろう?――は、また光の粒を見つけた。
こちらは確実に「誰か」のパソコンに繋がっている。私が無数に群がっているのが、何よりの証拠だ。
「いくら、出すかな。」
そうつぶやいた私は、その光の粒へと向かった・・・。
>>19
飛び出したのはそれだけではなかった。
金髪の美少女、妖艶な魅力を放つ未亡人、ロリ、熟女、ショタに男の娘……。
さらには一つの作品から、五人の少女が一気に現れたものまであった。
そう、積みゲーは一つではなかったのだ。
本人が数えるのも諦めたくらいの、大量の積みゲーがそのフォルダには含まれていた。
それは彼がにじよめちゃんではなく、DLsiteに支払われたお金から生まれたもの。
同人、商業、全年齢、フロアを跨いで支払われた金額は、
にじよめちゃんに与えられた誠意をはるかに凌駕していた。
……歴史が違うのだ。
「ちっ……まだ貴様らが残っていたか」
その購入物から生まれた存在を支配するのは、各フロアのマスコットたち。
ディル、エル、サイ、サラ、ララ、ナナ、プレミアム――七人の先輩たちであった。
>>20
「ふん、しかしこちらの兵力も甘く見ない方がいい。往け!課金兵!」
「セイ、イー!」
仮面ラ○ダーの悪役のような奇声をあげた後、無数の課金兵が彼女たちに襲いかかる。
「みんな、気をつけて!彼らに捕まったら最後、ガチャの目玉として一生ユーザーから金をむしり取るだけの存在になってしまうわ!」ナナはそう言って警告した。
「ふははは!すごいぞー!カッコいいぞー!」にじよめちゃんは小躍りしていた。
「いくらご主人様がゲームを積んだまま消化もしないクソ人間だったからって、この数を相手できるほどの積みゲーはないわよ!」黒髪ロング少女(デフォルトネーム)はツンデレだった。
「でもやるしか・・・。」エルは震えながらも前を向いている。
「そうですよ、奴らを倒さなければご主人様は取り戻せない。」
そう口を開いたのは見知らぬ美少女だった。
しかし明らかに普通の人間ではない。
「誰よ!アンタ!」黒髪ロングツンデレ少女がそう聞くと見知らぬ少女はこう答えた。
「私は・・・
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