DLチャンネルフィギュア・プラモ・ドール部(全年齢)

余談ですが、ここでちょっと「可動フィギュア・プラモデルにおけるスカートキャラへのアプローチ」を振り返ってみると

１）硬質樹脂成型の固定スカート
　再現性は完全ですが、例えばfigma巡音ルカのようにロングスカートのキャラでは下半身の可動をほぼ殺すことになります
　可動と再現の両立を狙うなら30MSリリネルや創彩各キャラのようにスカートをポーズに合わせて複数用意することも1案ですが、パーツ数増はその分コスト増（創彩あおは全部印刷済みにしたため更にドン）となるほか交換保管の手間も多少増えます
２）硬質樹脂成型による分割式可動スカート
　FA:Gやメガミデバイスマジカルバーゼ、フィギュアライズ版トーカイテイオーなどに採用されています
要はロボ系キットのスカート装甲と同じアプローチです
テイオーの場合はインナースカートと２重化して可動に伴うすき間を目立たないようにはしていますがやはり限界があります

※続く

３）軟質樹脂成型による可動スカート
　figmaを始め可動フィギュアにおけるスカートキャラの大半、女の子キットのエポックメイキングとなったすーぱーふみななど採用例の多い構造です
　１）よりパーツ数も少なく済み、後述する布スカートの抱える素材感の差やコスト面の問題もありません
とはいえ成型品ですので一定以下の厚みにするのは難しく可動への追従には限度があります
　（ので一部重ねるように分割して広がるようにしてあったり工夫されています）
　また軟質素材に付きまとう経年劣化の問題も見逃せません
　スカートキャラじゃないですが、うちのフィギュアライズサンジ君の軟質スーツは毎年クリーニングしてあげないとねちょねちょになります
　固定ポーズフィギュアにキャストオフ仕様として装備された軟質の衣装が経年で収縮して本体を修復不能なレベルにまで締め上げてしまったなんて例もあります

４）布素材による可動スカート
　figmaインデックスや同じfigmaでもオリジナルラインの製品（マコトとか）に採用されています
　樹脂成型品では追従し得ない柔軟さを持ち可動面では申し分ないのですが、樹脂製の本体と素材感が変わってくるほか布としての厚み・縫製の限界やカビや色移りなど保管運用にそれなりの注意が必要で製品として大きく広まってはいません
（1/12ドールからのアプローチで今後どうなるか？ではあります）

※もうちょい続く　

　メーカー製品以外、アマディーラー有志やユーザーによるアプローチの中では

１）おかずカップスカート
　かなり昔に発案されましたが今でも見かける方法で、お弁当素材や製菓素材のシリコン成型カップ、あるいはシリコンペーパー製カップの底を抜いてスカートとする方法です
形状的にプリーツスカートしか再現できないですが、とりあえず穿かすには非常にお手軽な手法です

２）シリコンシーラントによる成型スカート
　コーキング剤の1種であるシリコンシーラントをシンナーで薄め、ガレージキットを成型するように自作の型に流して素カーを自作する方法です
一時期もてはやされましたが成型スカートに伴うもろもろの問題とガレキ原型製作・成型の技術も要求されるせいか最近余り聞きません

３）布製スカート
　神姫のユーザー層の広まりと2010年代（か？）アゾンインターナショナルが自社製1/12ドールをリリースしたことで、こちら方面からのアプローチ、具体的には人形服ディーラー諸氏の流入が始まりました
　製品だけでなく型紙本の流通もあるので自作へのハードルも大分低くなっています

４）PVCシート製スカート、マステスカート
　今回の30MSテイオーにいちばん近いアプローチで、配管素材の糊なしPVCテープを布のように裁断し接着で仕上げる手法です
　類似方法としてマステを張り合わせて短冊状の素材を作り、これを重ね合わせて柔軟なプリーツスカートを作り出す手法も開発されました
　可動と本体との素材感の差、再現性のバランスを考えるなら個人的には1番これがいいように思われます

>テイオーの軟質スカート
おっしゃるとおり劣化が怖いのと、
塗装できないのもネックだと思った

せめて青い部分が黒ければ無塗装でも流用しやすかったろうに

おっなんかスカートの話しとる
ついったーだとドール界隈と兼任してる人が布スカート履かせてたりするの見ますね
なんかアゾンからアサルトリリィ？(元はドールみたいですね)の美少女プラモが出るとか出ないとかでそっち系のカスタマイズ(着せ替え)が増えそうな気配もします

そういやボークスも美少女プラモ作ってるけどドール部門もあるしやろうと思えば自前でプラモ用服出せるのかな？

（実物ないので）ホビーサーチに上がってる説明書の表記だと30MSテイオーのスカートはポリエチレン製となっていますね
手近な物で考えると百均で売っているファスナー付き保存袋のイメージ
経時劣化はべたつくよりも硬くなって裂ける感じ
ですがモノがペラペラのシートですので、それ自身を型紙として布でもPVCシートでも型を写して塗るなり染めるなりで再生が容易です
（元のPEはPPと並んで塗れない素材筆頭のはずですが前スカートとか色分けされてるし、いかなる奥義が使われてるやら）

ボークスは小さいの苦手なイメージするんですよねぇ
うちのお人形の過半数（100ちょっと位）はカラダこそボークス製ですけど衣装はほとんどよそ製ですし
1/6服でボンド止め多用したり濡れると染色溶けて来る生地平気で使ってきたり、買ってすぐの見た目はいいけどその後の問題多くてあんまり某製衣装にいい思い出がないです

そういえば、追ってる掲示板ログ群が３～４日前がデフォになってるせいでさっき知りましたが
30MSはアイマス（シャイニーカラーズ）とコラボして登場キャラ26人全員出すとか無謀な挑戦に挑むようです
30MSの素体システム設計で考えれば、顔と髪だけ何とかできれば時間はかかれど出来なくはないかもしれません（専用衣装をデザイン起こすそうなので、首から下は大中小くらいに統合可能）が
過去多人数キャラコンテンツで完走した事があるのがどれだけあるか、固定ポーズフィギュアにまで範囲を広げても無謀としか言いようのないような気が

30MSとシャイマスの件はボディある程度共用で首から上を別売する、みたいな形になったみたいですね
この形式なら数は出せそうですが…まぁ例によって争奪戦は免れないだろうなぁって…
首はなんとか買えたけどボディが手に入らないシャニPの悲鳴がもう既に聞こえる気さえする…

>>89
今更週末のふたばログ群を読んでいますが、微妙に荒れ気味ですね

何人かキーになるキャラ（ユニットリーダー?）をフルセットで、関連するキャラ（メンバー?）を生首（おい）で
胸サイズと身長をコンパチできる共通衣装のボディ
さらにフミカネ氏デザインの衣装ボディ

アイドル衣装が２種になるのはちょっと意外でした・・共通衣装がリデザインされて全員に使われるのかと思ってた
30msテイオーでシートスカートが成功したので、より布服よりのデザインでも行けるという見通しが付いたのでしょう

で、この商品構成で真っ先に狩られるのはまちがいなくボディ２種です
30MSには既にオプションボディがありますが、いずれも胴体部分だけですし（今回のボディパーツは手足も含む）
服っぽいデザインのパーツを望む声は時々見かけていましたのでコラボキャラ分に加え既存シスターからの需要があるのは間違い無しです

部分的にでも版権開放されればBOOTHでメガミ・ダークアドヴェント・そのほか（FA:Gは公式には立体２次創作の版権について規約がなかったはず）向けにパーツを出しているディーラー諸氏が乗って来そうな気もしますが、それはそれで争奪戦になるのか・・？

（ぼそ）
まぁ30MS規格のはずなので、最悪一時的にアスティカシア高専の学生になってもらったり、SFスーツ（と装甲手足）をまとってもらったり、下着姿（ギルプリのラン＆ジェリーはなぜか他社互換の首パーツがある）で待ってもらう選択肢もありっちゃありです

箱もボディも最大級、開発コストは大型ヘキサギアと一緒
創彩3人目、佐伯リツカ嬢の冬服バージョンが今週後半からリリースされています
既に店頭でその大きさ（とお値段）に圧倒された人もいるのではないでしょうか
お値段に関してはオプションパーツ戦略の変更で1.5人分のパーツをキットに詰め込んだためでは有りますが、アーンヴァル同様５桁に近いとなると買い手は篩にかけられるかもしれません

意外にも創彩企画当初の3人並びイラストがリツカは夏服先行だったため今ようやく再現可能になりました
まどか暦の２名は夏冬揃っているので夏服版で並べるのもよし

順当に行けば再来月には暦の水着版、リツカ水着版は最近原型できましたのでもう少し先か
その先には一部根強いファンのいるエマちゃん先輩が待っています

チトセ民としては例のcarboniaが正式に名前発表したのが注目ですね
「carbonia graphites」とのことで黒鉛だそうです
えんぴつ四人組…